治せない病気ではない

思春期の男子に多い兆候

カウンセリング

骨肉腫は、その原因ははっきりと解明されていないのですが、癌を抑制する遺伝子に関係があるのではないかと言われています。
主な発症者は10代〜20代の、男子に多く見られるのですが、なぜ思春期の頃に多く発症するのかは不明です。
突然激しい痛みが起こるのですが、この世代はスポーツをすることが多い為、始めのうちは筋肉痛や成長痛などと間違われてしまい放置しがちです。
しかし痛みが引かなく、患部が熱を持ってきたりなどで病院で受診をして骨肉腫であると発覚します。
主に膝や肩の周辺に発症します。
若い世代の癌だけに腫瘍の成長も非常に速い事が多く、1か月もしないうちに2倍の大きさにまで大きくなってしまった症例もあります。
骨肉腫の治療には、抗がん剤や手術をしますが、成長段階での手術の場合には膝の場合は、成長軟骨という部分を切除する事になる為、成人した時には足の長さが10センチほども左右で違ってしまうという結果になる事があります。
しかし手や足をなるべく温存できる治療法が現在ではだいぶ進んでおり、患者の骨を取り出し癌をやっつけてからまた元に戻すなどの方法や、金属制の人工骨などを移植する事で、切断はせずに温存出来ることが多くなって来ています。
ただし骨肉腫は転移しやすい癌の為、肺などに転移してしまう事があります。
ただし骨肉腫が発覚した時点で転移が無ければ、その6〜7割以上の患者を救う事が可能であると言われています。
また転移が肺のみの場合でもかなりの生存率が期待できるようになりました。

手術が主な治療法

困る人

骨肉腫は骨にできる悪性腫瘍のことで、10代から20代の若い世代に発生しやすく、また、これができやすい部位は膝のまわりや肩の周囲などです。
主な症状は腫れや痛みですが、骨肉腫は転移のない状態であれば5年生存率が極めて高いので、できるだけ早く発見することが大切です。
また、骨肉腫が進行すると、骨が弱くなって骨折しやすくなるので、それを防ぐためにも早めの受診をお勧めします。
そして、骨肉腫の治療としては主に外科療法が行われますが、その場合には手術の前と後に化学療法を行うことが多いようです。
手術の前に抗がん剤治療をすれば、腫瘍が縮小するので手術がしやすくなりますし、手術後にこの種の化学療法を行えば、がんの再発率を下げると言われています。
また、他のがんの場合には行われることの多い放射線療法は、骨肉腫にはあまり効き目がないとされているので、この病気では使用されることが少ないようです。
骨肉腫の手術では腫瘍を切除することになりますが、この際に手足の重要な血管や神経を残すことができれば、手足の切断はしなくてすむでしょう。
そして、手術のために欠けてしまった骨の部分には、その患者さんの別の部分の骨をとってきて移植するか、この手術用に作られた人工関節を利用することが行われています。
また、骨肉腫の手術の場合は、その後に再発や転移などが起こる可能性があるので、手術の後も定期的な検査を受けるようにすることをお勧めします。

違和感を感じたら病院へ

ナース

骨にできる悪性腫瘍である骨肉腫は10代から20代に多く発症することが知られています。
はっきりとした原因については解明されていません。
発症すると初期症状があり、痛みます。
しかしながら筋肉痛や関節痛と間違えてしまうような痛みです。
発症する年齢が10代や20代ということもあって、スポーツをした後の筋肉痛と勘違いしてそのままにしてしまうこともあります。
しかしながら骨肉腫の特徴として進行するスピードが早いことが挙げられます。
つまり、初期症状を見逃すとあっという間に症状がひどくなることが考えられます。
発症する部位に特徴があり、ほとんどは膝付近の骨に発症します。
そのことからも子供が膝を痛がっている、あるいは膝付近が腫れている場合は医療機関を受診することがポイントとなります。
また、悪性腫瘍であることから血液の流れに乗って全身に転移する可能性があります。
特に骨肉腫の場合、肺に転移する症例があることから、それを防ぐためにも早い段階での治療が大事なこととなります。
なお、治療についても腫瘍がある部位だけを切除すればいいというものではありません。
腫瘍自体を切除したとしても、すでにがん細胞が血液の流れに乗っていれば、腫瘍だけを切除してもがん細胞は体内に残ることとなり、再発のリスクが高まります。
つまり、体内に入り込んだがん細胞を治療することがポイントとなります。
このように骨肉腫の治療ではさまざまなリスクを考えて治療する必要があります。